VELCRO®Brand History


ベルクロブランドの誕生と歴史

スイス人の技術者、ジョージ・デ・メストラルが山を散歩しているとき、愛犬の体や自分の服にヤマゴボウの実がくっつきました。彼は顕微鏡で観察し、トゲの先が曲がって小さなフックになっていることに気が付きます。

彼は苦労を重ねながら人工的にこの構造を作り出すことに成功しました。微小なフックが微小なループに引っかかることにより、くっつくのです。フック&ループ ファスナーの誕生です。

メストラルはループ面のベルベットを意味するフランス語の「velour」と、フックを意味する「crochet」から、VELCROという商標を作って1956年に商標登録を行いました。
こうして、VELCRO®ブランドができたのです。

日本では1960年に日本ベルクロ㈱が設立され、基本技術のライセンスを受けて、「マジックテープ」という商標でフック&ループ ファスナーの生産がはじまりました。日本ベルクロ㈱とマジックテープの商標は、1984年に㈱クラレが合併吸収により承継し、ベルクロの名称は日本から姿を消しました。

一方、VELCRO®ブランドを冠するベルクロ社は、技術開発を続け、フック&ループ ファスナーの世界のトップブランドとなりました。350以上の有効特許を有して他社には作れない製品を揃え、世界中で愛用されています。月面に着陸した宇宙飛行士の宇宙服にもVELCRO®ブランドは使われていました。ミルスペックを要求される米軍の装備にも多用されています。

日本では、2018年の春からVELCRO®ブランドの結束ベルト(ケーブルタイ)が販売できるようになり、秋からフック&ループ ファスナー テープのトライアル販売が始まりました。

VELCRO®及びベルクロ®は、velcro BVBAの登録商標です。許可を得て使用しています。